ソニー α7 IIIとα7R IIIにいち早く実装された動物瞳AFを上野動物園で試してみました。
ネコ科だけでなく様々な種類の動物で動物瞳AFを試してみました。
リアルタイム瞳AFの動物対応については、以前書いたこちらの記事をご覧ください。
上野動物園で動物瞳AFを試す
都内でも様々な動物がいるであろう上野動物園にやってきました。
少し前までシャンシャンで賑わっていましたが、一時期よりは落ち着いているようです。
というわけで、今日は上野動物園が動物瞳AFの実験の場です。
スマトラトラ
スマトラトラは、絶えず動き回っていましたが、カメラ方向を向くとすぐに瞳を認識し始めました。ネコ科であるトラは認識しやすいようですね。
インドライオン
インドライオンはメスしかいませんでしたが、正面と横顔ともに瞳を認識していました。トラと同様にネコ科は問題ありません。
ヒグマ
あまり撮影した状況が良くなかったということもありますが、ヒグマの瞳は認識しませんでした。全身が黒いので、瞳検出は難しいように思います。
シロクマ
ヒグマと同様に、シロクマも瞳は認識し辛かったです。クマ系は難しいのかもしれません。
ゴリラ
ゴリラはすぐに瞳を認識してくれました。枝で顔が隠れても瞳が見えていれば認識していました。
ニホンザル
ニホンザルも瞳は検出出来ていました。人間に似た顔立ちなので、得意な被写体なのかもしれませんね。
オグロプレーリードッグ
ドッグとついていますが、ネズミ科のプレーリードッグです。目が大きいので比較的認識しやすい動物なのかもしれません。
アメリカバク
アメリカバクは、瞳の認識が難しかった動物です。全身が黒くてどこが瞳なのか分かりにくいのでしょうがないのかもしれません。
タンチョウ
ここから鳥シリーズが続きますが、いずれも瞳の認識は難しかったです。何回かに一回は検出できる時もありますが、あまり期待しない方が良いと思いました。
アオメキバタン
アオノドキナシャクケイ
カンムリエボシドリ
ハゲトキ
マダガスカルトキ
ワライカワセミ
ここまで動画に収めたのは上野動物園の東園の動物たちでした。
上野動物園にはもう半分の西園もありますが、残念ながら西園は時間の都合で行くことが出来ませんでした。
次回は西園でも動画瞳AFを試してみたいですね。
動物瞳AFと相性が良い動物は?
ソニーの発表では、動物瞳AFはネコ科とイヌ科の動物と相性が良いと記載があります。
イヌ科は試せませんでしたが、トラやライオンなどのネコ科は確かに認識し易かったです。
トラやライオンなど以外の動物も認識はしてましたが、認識するまでの時間はやはりトラやライオンに軍配だったという印象でした。
あと、ゴリラやサルなどの人間の顔立ちに近い動物も動物瞳AFで認識したので、やはり動物として認識しているのですね。
動物瞳AFを試してみた まとめ
今回は、上野動物園に赴いて、ソニー α7R IIIに実装された動物瞳AFを試してみました。
一部の動物しか試せませんでしたが、想像以上に認識していたように思います。
また、アフリカに動物を撮影しに行きたくなってきました。
今回使用したカメラ
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