これぞ軟鉄鍛造の打感! エポン 『AF-302 アイアン』 レビュー

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エポンの『AF-302アイアン』をレビューしたいと思います。

 

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現在の使用アイアン

現在、アイアンは

エポン AF-302 + モーダス 120X

エポン AF-503 + モーダス 105X

の2セット使用しています。

 

エポンゴルフ(EPON GOLF)とは、新潟にあるゴルフヘッドを製造しているメーカーです。鍛造製法を強みとしており、他社ヘッドの製造を請け負ったりしています。

 

300番台は上級者向け、500番台は中級者向けのアイアンです。

 

両アイアンを練習場に持ち出して、打ち比べたりしてみますが、共に素晴らしいアイアンです。

 

AF-302 アイアン

AF-302はワンピースの軟鉄鍛造アイアン、AF-503はフェースがバネ綱の2ピースの軟鉄鍛造アイアンです。

 

軟鉄鍛造アイアンとは、炭素含有量が少ない鉄を鍛造製法で製造したアイアンヘッドです。基本的には、軟鉄鍛造アイアンのみがヘッドのライ角、ロフト角の調整が可能です。

 

ライ角、ロフト角調整は大事だと思っているので、軟鉄鍛造アイアンを好んで選んでいます。

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どうでしょうか?カッコ良くないですか?

キャビティアイアンなので、中央は抉られつつも、打点の箇所は程よく肉厚にしてあり、いかにも打感は良さそうです。その上でデザインもダサくない。まさに機能美!

 

たんさんのアイアンセットを持てるわけではないので、自分で所有するという意味では見た目も大事です。

 

スペック

製法超精密鍛造製法
材料S20C丸棒 (軟鉄)
本体硬度約HRB80
仕上げニッケルクロムメッキ仕上げ
ターゲット究極を求めるゴルファー、競技志向者
・美しいAF-301の形状を受け継ぎ、番手間の重心位置フローを改善。
・打球部分のバックを肉厚にすることにより、マッスルバックの様な柔らかい打感を再現すると共に、重心が低く球が上がり易い。

 

価格

最新価格は下記のリンクから確認が可能です。(型落ちしているので、中古品となります)

 

各番手の顔

5番アイアン

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6番アイアン

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7番アイアン

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8番アイアン

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9番アイアン

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ピッチング

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僕が重視しているのは、7番アイアンから8番アイアンへの顔の流れ9番アイアンからピッチングアイアンへの顔の流れです。

 

一般的に、7番アイアンはトップブレードが直線的なのに対し、8番アイアンはトップブレードが緩やかにラウンドしています。

基本に忠実なAF-302も同じでそのような形状をしています。

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上が7番アイアンで、下が8番アイアンです。トップブレードの形状がまっすぐとまっすぐではないのが良くわかると思います。

 

形が違うことで7番アイアンから8番アイアンへの流れが悪く、構えると違うアイアンに見えてしまうものも多くありますが、AF-302は違和感なく構えることが出来ます。

 

また、ピッチングはウェッジへ繋がるわけですが、ウェッジへの流れを重視しすぎて、9番アイアンからピッチングへの顔の変化が急すぎるアイアンも良くあります。

AF-302は形を徐々に変化しながらも、同じアイアンの流れの中で上手く変化させています。

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上が9番アイアンで、下がピッチングです。

 

メッキ加工

軟鉄は鉄なのでメッキ加工が必要です。アイアンヘッドのメッキ加工は大きく分けるとミラーとサテンがありますが、最近はサテンが人気なようです。

AF-302はどちらのタイプも選択できますが、僕はミラータイプを選択しました。

ミラーは仕上げが悪いと表面がデコボコしているように見えますが、AF-302はまさしく鏡のようでした。芸術品と言っても過言ではなかったと思います。

今ではある程度使用していて鏡のようとまではいきませんが、ピカールで磨くと光ります。

 

製品精度

アイアンヘッドは工業製品なので、当然重量交差があります。AF-302の場合は、(0g,-2g)です。量販店などに並ぶ一般的なアイアンヘッドの交差は(+3g,-3g)程度のようです。最大で6グラムも違うわけです。アイアンセットの番手間の重量差は7g前後で設計されていることが多いので、6gも違うとすると、例えば5番手アイアンと6番アイアンのヘッド重量が同じなんて事があるかもしれません。

量販店で販売されているアイアンは組まれた状態なので、各番手のヘッド重量が何グラムなのか、残念ながら購入前に確かめる手段はありません。

エポンは基本的にはヘッド単体で売られており、各ヘッドに重量シールが貼られているので一目瞭然です。

 

打感

芯で球を捕らえると柔らかいながらも玉の芯を打っている感触が味わえます。柔らかすぎて、フェースのどこに当たっているかわからないのもだめですが、AF-302の打感は、柔らかさと打点のフィードバックが高次元で両立しています。

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練習場で打っているだけで心地いいアイアンです。

芯を外すと、芯を外した感触が手に伝わります。見た目から分かる通り、お助け機能はないので、スイートスポットは広くはありません。

ただし、ソールがそれなりに厚いので、それなりに低重心設計です。薄めに当たってもボールが上がってくれるので、他社の同じクラスのアイアンよりは寛容性があると思います。

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所有感

打って良し、見た目も良しなAF-302ですが、キャディバッグに収まっていてもカッコいいの一言です。

各クラブのメーカーがバラバラだと統一感がないと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、エポンに代表されるような地クラブでしたら、アイアンだけエポンでも大丈夫です。

ちょっと前までは、エポンのクラブは他人の被らずに知名度も無かったですが、最近は徐々に知名度が上がってきて、認知されるようになりました。

量販店で店員の方から、何のクラブはお使いですか?と聞かれ、エポンですと答えると、知らない方が半分、もう半分が「あー・・・」という謎の反応をされます笑

この人、詳しいぞ!と思われているのだと勝手に解釈しています。

また、大手メーカーのクラブは、新製品であっても一年後には半額以下で中古品が売られていますが、エポンは中古品であっても高値をキープし続けます。

ヤフオクでは、美品がほぼ定価で取引されているくらいです。同じ値段で新品が買えるはずですが、物好きな方が多いようです。

 

こんな方にオススメ

  1. 大手メーカー製のクラブに飽きた方
  2. 他の人と被るのが嫌な方
  3. 基本に忠実なアイアンを求めている方
  4. 業界最高水準の精度を求めている方
  5. 打感を第一に考えている方
  6. 比較的小ぶりな軟鉄鍛造アイアンを求めている方

 

AF-303アイアンについて

エポンから300番台シリーズのアイアン、『AF-303』アイアンが発売されています。AF-303アイアンはヘッドがかなり大きめの設計のようで、どちらかといえば500番台に近いアイアンのようです。実質的なAF-302の後継機は『AF-TOUR CB』かなと思います。AF-302とAF-TOUR CBを比較した場合、特に進化したポイントは無いと思いますので、AF-302から変える理由はありません。個人的には、むしろAF-302の方がカッコいいと思います。