ついに待望の瞳AFが動物対応となった本体ソフトウェアアップデートVer. 3.00がリリースされました。
早速、僕もα7R IIIにインストールしてみました。
このブログでも大注目していた瞳AFの動物対応となった本体ソフトウェアアップデートVer. 3.00がリリースされました。プロ機であるα9や最新モデルであるα6400よりも、α7 IIIとα7R IIIの方がいち早くアップデートされたことになります。
僕の瞳もAFしてくれるかな?
α7 IIIとα7R III用の本体ソフトウェアアップデートVer. 3.00
アップデート内容
- リアルタイム瞳AFの動物対応
人物と動物の瞳を同時に検出すること不可 - リアルタイム瞳AFがシャッターボタン半押しやAF-ONボタンに対応
- インターバル撮影機能の追加
- ワイヤレスリモートコマンダーRMT-P1BTに対応
- 操作性改善
カスタムキーに割り当てできる機能に”MENU”を追加
FnボタンによるMENUタブの操作 - その他の動作安定性向上
リアルタイム瞳AFも今回から
リアルタイム瞳AFの動物対応と冒頭に書かれているので紛らわしいですが、リアルタイム瞳AF機能も今回のソフトウェアアップデートVer. 3.00からです。
リアルタイム瞳AFは機械学習を含むAI、つまり人工知能技術を活用した全く新しい瞳AFです。つまり今までの瞳AFよりもパワーアップしているんです。
さらに、そのリアルタイム瞳AFが動物対応となったのが、今回のソフトウェアアップデートVer. 3.00というわけです。
リアルタイム瞳AFがシャッターボタン半押しやAF-ONボタンに対応
今までの瞳AFは、カスタムキー設定で瞳AF機能をいずれかのボタンに割り当てる必要がありましたが、今回のソフトウェアアップデートVer. 3.00から瞳AFがシャッターボタン半押しやAF-ONボタンを押した時にも動作するようになりました。
カスタムキーをひとつ割り当てる必要がなくなるのと、ボタンを押す動作が省略できますね。
リアルタイム瞳AFの動物対応
今回のソフトウェアアップデートVer. 3.00の目玉であろうリアルタイム瞳AFの動物対応です。このブログでも以前から注目していました。
ソニー公式ページによれば、認識する動物の種類は限定していないものの、比較的認識しやすいのはネコやイヌのようですね。
また、検出対象を人物か動物かを設定で変更する必要があるので注意が必要です。
瞳を検出しやすい被写体の例
- 「ネコ」または「イヌ」のような顔立ち
- 顔全体が良好にみえる大きさ
- 左右の瞳と鼻が良好にみえる顔の向き
瞳の検出が苦手な被写体の例
- 顔や体に模様がある場合
- 暗い場所や、黒い毛の動物
- 「ネコ」や「イヌ」と顔だちが異なる動物
- 複数の動物が動きまわっている
インストール方法
カメラへのインストール方法については、本体ソフトウェアアップデートVer. 2.00をインストールした際の記事をご覧ください。
アップデート公式ページ
自分の使用している機種にあったソフトウェアをダウンロードしてください。
α7 IIIはこちら。
α7R IIIはこちら。
リアルタイム瞳AF動物対応の設定方法
今回の本体ソフトウェアファームウェアアップデートにより実装されたシャッターボタン半押し、またはAF-ON(AFオン)ボタンで瞳AFを動作させる方法と、従来通りカスタムキー設定で瞳AFを動作させる方法の2通りあります。
シャッターボタン半押し、またはAF-ON(AFオン)ボタンで瞳AFを動作させる方法
- MENU→ (撮影設定1)→[顔/瞳AF設定]→[AF時の顔/瞳優先]→[入]
- MENU→ (撮影設定1)→[顔/瞳AF設定]→[検出対象]→[動物]
- MENU→ (撮影設定1)→[顔/瞳AF設定]→[動物瞳検出枠表示]
人物の検出枠表示と動物の検出枠表示の色を分けたい場合は動物瞳検出枠表示を[入]にしてください。
カスタムキー設定で瞳AFを動作させる方法
- MENU→ (撮影設定1)→[顔/瞳AF設定]→[検出対象]→[動物]
- MENU→ (撮影設定1)→[顔/瞳AF設定]→[動物瞳検出枠表示]
人物の検出枠表示と動物の検出枠表示の色を分けたい場合は動物瞳検出枠表示を[入]にしてください。 - MENU→ (撮影設定2)→[カスタムキー]を選び、選択画面で機能を割り当てたいボタンに[瞳AF]機能を割り当て
早速リアルタイム瞳AFの動物対応を試してみた
早速ですが、アップデータしたα7R IIIでパソコンの画面に表示したネコの画像で瞳にAFするか試してみました。
動物瞳検出枠表示を[入]にしているので、ネコの瞳が白い枠で囲われました。パソコンの画面ではありますが、ネコは大丈夫そうですね。
僕の瞳にもAFしてくれました!
瞳AFが動物対応となったソニー α7 IIIとα7R III用の本体ソフトウェアアップデートVer. 3.00まとめ
今回はリアルタイム瞳AFとさらにリアルタイム瞳AFが動物対応となった本体ソフトウェアアップデートVer. 3.00について書いてみました。
僕も大注目の機能だったので、この日がついに訪れて若干興奮しています。
動物園などに持ち出して、どれくらい動物の瞳を捕らえてくれるか試してみたいですね。