フォトキナ2019で開発が発表されていた動物瞳AFですが、アメリカで対象機種とアップデート時期のアナウンスがありました。
どうやらα7 IIIやα7R IIIの方が、α9や新型APS-Cであるα6400より先に動物瞳AFが導入されるようです。α7 IIIユーザーやα7R IIIユーザーには朗報ですね。
2019年1月15日のカリフォルニア州サンディエゴで米国ソニーが、α9とα7 IIIおよびα7R IIIのソフトウェアップデートと新機種α6400の発表を行いました。
α7 III以来の新機種の発表ということで、α6400の注目度が高いわけですが、動物瞳AFも大注目です。
α9、α7 III、αR IIIのソフトウェアアップデートの内容
α9向けファームウェア ver. 5.0およびVer. 6.0
α9には、ファームウェアVer. 5.0とVer. 6.0の二回に分けて機能がリリースされます。
機能の一覧を見てみると、もの凄い量のアップデート内容ですね。もちろん注目の動物瞳AFも含まれています。
問題はいつ動物瞳AFがリリースされるか。
α universeに記載されていました。
The new system firmware update version 5.0 is scheduled for launch in March 2019, and version 6.0 is scheduled for Summer 2019.
α9の動物瞳AFは、2019年夏ごろにリリースが予定されているVer. 6.0で実装されるようですね。
α7 IIIやα7R III向けファームウェア Ver. 3.0
こちらも同じくα universeに記載があります。
The new system firmware update version 3.0 is scheduled in April 2019.
α7 IIIやα7R IIIの動物瞳AFは、2019年4月ごろにリリースを予定されているVer. 3.0で実装されることになります。
ちなみにα6400は?
こちらもα universeに記載があります。
α6400も、発売時は動物瞳AFは実装されず、ファームウェアアップデートで実装されるようです。α9と同様に2019年夏ごろです。
α6400はα9の技術を用いているという説明もあったので、ファームウェアも共通の部分があるのかもしれませんね。
α9より先にα7 IIIとα7R IIIに動物瞳AFが提供される
機種 | ソフトウェアバージョン | 提供時期 |
α9 | Ver. 6.0 | 2019年夏ごろ |
α7 III、α7R III | Ver. 3.0 | 2019年4月ごろ |
α6400 | 記載なし | 2019年夏ごろ |
AF機能については上位性能を誇るα9より先に、α7 IIIとα7R IIIに動物瞳AFが提供されることになります。α7 IIIとα7R IIIユーザーには朗報ですね。
もし仮に僕がα9ユーザーだったら、早く動物瞳AFを体験したいがために、α7 IIIかα7R IIIを買ってしまうかも知れません。
新発売のAPS-Cカメラであるα6400も2019年夏ごろということで、やはりα7 IIIとα7R IIIが一番最初に動物瞳AFが提供されることになります。
α9、α7 III、αR III、α6400の動物瞳AF提供時期まとめ
ソニーの発表内容から動物瞳AFの提供時期をまとめてみました。
動物瞳AFはα9のみに提供される可能性もあったわけですが、α7 IIIやα7R IIIにも提供されることが明らかとなり、α7 IIIユーザーやα7R IIIユーザはひと安心です。
しかもα9より先にα7 IIIとα7R IIIに提供されるわけですから、ますますα7 IIIとα7R IIIが売れそうですね。
僕も大注目の機能なので、実装される日を楽しみにしています。
【追記】日本のソニーにもプレスリリースが出ていました。