静岡県伊豆地方にある伊豆アニマルキングダムで動物をソニー αシリーズのカメラで撮影してきました。
撮影した写真を交えながら、伊豆アニマルキングダムの動物たちを紹介します。
ソニー αシリーズによる動物撮影
まず始めはチーターです。ガラス越しなので多少の反射はご容赦ください。猛獣系は基本ガラス越しとなります。
以前訪れたケニアでは何時間も車を飛ばして見に行ったチーターですが、動物園で普通に見られました。でもやっぱりガラス越しや背景に柵がある状態ではなく、生のチーターを撮影したいです。
「ミャー」という声でとてもかわいいです。
こんな表情も見せてくれます。
伊豆アニマルキングダムでは、ライオンをはじめ様々な動物の餌やりをすることが出来ます。
僕は餌やり体験には目もくれずシャッターを切ります。ライオンは柵の向こうで、ソニー αR IIIのフォーカスエリアをフレキシブルスポットSにしても柵の間を抜くことは出来ませんが、これくらい近寄ってくれれば、十分被写界深度に入ってくれています。
別の角度から撮影しました。アングル的に係員さんの手をガブリとしているようですね。
一方、雄ライオンは寝ています。ケニアの時も基本雄ライオンは寝ていました。ソニー α7R IIIのフレキシブルスポットSをマルチセレクターで移動させて、目にフォーカスを持ってきます。ソニー α第三世代からマルチセレクターが搭載されたので、フォーカスエリアを素早く移動させることが出来ます。
ここからは屋外に出たのでソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの本領発揮です。ケニアでの野生動物撮影でもこのレンズは大活躍でした。
伊豆アニマルキングダムでは100円で動物用の餌が売られているので、自由に動物にあげることが出来ます。
うまく行けばこのように触ることも可能です。僕は餌やりには目もくれず、引き続きシャッターを切ります。キリンの眼にフレキシブルスポットSでピントを合わせていますが、恐ろしいほど解像しています。ソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの解像性能は、高画素機のソニー α7R IIIであっても全く問題ありません。
ミーアキャットなどの小動物もやはりフレキシブルスポットSで目にピントを合わせます。止まってくれているシャッターチャンスは一瞬なので、ソニー α7R IIIとソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSのオートフォーカスの速さにも助けられています。
続いてハリネズミです。ハリネズミやアルマジロなど普段触ることがあまりない小動物も抱っこすることが出来ます。
こちらも目にピントを合わせて撮影しています。ハリネズミの針や草などボケが騒がしくなりやすい場面ですが、ソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSでは大体これくらいの騒がしさです。そんなに悪い感じではないと思います。
色鮮やかなフラミンゴも撮影してみました。既に夕方なので感度も結構上がっていますが、ソニー α7R IIIであればほとんどノイズも気になりません。鳥類の眼のあたりを拡大してみると気持ち悪いくらい解像しています。やはりソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSはただ者ではありませんね。
再び戻ってガラス越しのホワイトタイガーです。ガラスも少し汚れているのでコントラストの低下はご容赦ください。
大人のホワイトタイガーは狭い空間をグルグルと歩き回っていました。オートフォーカスが高速なソニー α7R IIIとソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの組み合わせを以ってしても、動き回る動物の目にフォーカスエリアを合わせるのは至難の業です。
ソニー αシリーズでは今後、動物瞳AF機能がアップデートで使えるようになります。動物をフレーミングすれば勝手に動物の眼にピントを合わせてくれる、そんな機能があるのだとすればこんなに楽なことはありません。そういうチャレンジングなところもソニーを好きな理由のひとつです。
もう少し広い空間で子供たちは遊んでいました。子供たちは少し遠くのところにいるので眼をピンポイントで狙う必要はありませんが、ちょこまかと動き回るのでオートフォーカスの速度は必要です。また不規則に動くので、ここではフォーカスエリアをワイドに設定して連射を使用しました。ソニー α7R IIIは最大で10コマ/秒のAF追従連射が可能ですので、連射性能は全く問題ありません。
むしろ高画素機での高速連射はバッファーが貯まりやすいので、APS-Cクロップをして画像サイズを小さくするか連射速度を落とすと良いかもしれませんね。
薄暗くなってきて感度が上げざるを得ません。ここで子供たちが急に走り出すものですから、シャッタースピードが若干足りていませんでしたが、連射をしていたので何とか撮影できました。
ソニー α7R IIIは4240万画素もあるため、不規則に動き回る動物は少し広めに撮影しておいて、後でトリミングする方法も良いかもしれません。
ガラス越し+感度を上げているので、画質的に厳しくなってきました。子供と言えど、ホワイトタイガーなんだと思わせる表情も見せてくれます。
左手に見える枝が多少騒がしくなっていますが、ソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSも万能ではないということですね。
最後は、ソニー FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSの望遠による圧縮効果を利用した河津桜を撮影して終了しました。
2月上旬から3月上旬まで、近隣の河津町では河津桜が開花しています。伊豆アニマルキングダムから車で20分ほどの場所で河津桜まつりも実施していますので、そちらもおすすめです。
伊豆アニマルキングダム
今回撮影を行った伊豆アニマルキングダムの情報についても触れたいと思います。
基本情報
営業時間 | 4月1日~9月30日 9:00~17:00 10月1日~3月31日 9:00~16:00 (最終受付は閉園の1時間前) |
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休園日 | 2019年6月18・19・20日 2019年12月10・11・12日 |
入園料 | 大人 2,400円(65歳以上は2,200円) 小人(4才以上)1,200円 |
駐車場 | 1台:500円 |
HP | 伊豆アニマルキングダム |
最終受付が早めに終了するので、遅めの時間帯に行こうと思っている方はご注意ください。
アクセス
伊豆アニマルキングダムは静岡県伊豆地方の東側に位置しています。
車で行くか、電車で行くかの2択です。
東京方面から電車で行く場合は、踊り子号で東京駅から伊豆稲取駅まで2時間30分ほど。伊豆稲取駅から伊豆アニマルキングダムまで路線バスも出ています。
アニマルゾーン・スポーツゾーン・プレイゾーン
動物園のアニマルゾーンとパターゴルフなどが出来るスポーツゾーン、遊園地のプレイゾーンに分かれています。
入場料を払えば、全てのゾーンに入れるため、一日遊ぶことも出来ます。
伊豆アニマルキングダムでソニー αシリーズによる動体撮影まとめ
今回は静岡県伊豆地方にある動物園、伊豆アニマルキングダムでソニー αを使用して動物を撮影してきました。
餌やり体験が出来る動物園として売り出していますが、写真撮影にも適している動物園でした。時間があったら他のゾーンも見てみたかったですが、それはまたのお楽しみとしたいと思います。
皆さんも伊豆アニマルキングダムで動物の餌やり体験や写真撮影を楽しんでみてください。
本日使用したカメラ
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