キヤノンからRFマウントのフルサイズミラーレスカメラEOS RPが発表となりました。
今回は、こうなったらEOS RPを買おうという理由を並べて、心を落ち着かせたいと思います。
ソニー以外のカメラが欲しいと思っていたところに、買いやすい価格帯のキヤノンのエントリーモデルが登場し、かなり気になっていました。
ただし冷静に考えてみると、もうちょっと待った方が良いのかも知れないと思いましたので、今回はそのあたりのお話です。
キヤノン EOS RPを少し待とうと思った理由
EOS RPはエントリー機なので、割り切れる部分や許容できる部分もありますが、一方でもう少し待とうと思う理由も当然のことながらありました。
ボディに合うレンズが欲しい

キヤノン RFマウントのレンズラインナップ
キヤノンRFマウントのレンズは、2019年2月時点で4本しか発売されていません。
- RF24-105mm F4 L IS USM
- RF28-70mm F2 L USM
- RF50mm F1.2 L USM
- RF35mm F1.8 MACRO IS STM
さらにこの中で、EOS RPのボディサイズに合うレンズはRF35mm F1.8 MACRO IS STMしかありません。
ギリギリでRF24-105mm F4 L IS USMが許容できる範囲でしょうか。
折角の小型ミラーレスカメラなので、マウントアダプターを装着してEFレンズを使用する気にはなれませんし。
RF35mm F1.8 MACRO IS STMのような小型のレンズが拡充されたら、EOS RPを欲しくなるかもしれませんね。
発表されたレンズも大きい

キヤノン RFマウントは6本開発中
EOS RPの発表と同時に、新たにRFマウントレンズ6本の開発発表がありました。(プレスリリース)
- RF15-35mm F2.8 L IS USM 大口径広角ズームレンズ
- RF24-70mm F2.8 L IS USM 大口径標準ズームレンズ
- RF70-200mm F2.8 L IS USM 大口径望遠ズームレンズ
- RF85mm F1.2 L USM 大口径中望遠単焦点レンズ
- RF85mm F1.2 L USM DS 「DS効果」を持つ大口径中望遠単焦点レンズ
- RF24-240mm F4-6.3 IS USM 高倍率ズームレンズ
15mm始まりのF2.8ズームや比較的小型のF2.8望遠ズーム、DS効果の85mm F1.2など面白いラインナップですが、いずれのレンズもEOS RPに組み合わせて使用するという観点では、大きすぎてバランスが悪そうなレンズばかりです。
RF24-240mm F4-6.3 IS USMがギリギリ使えそうな大きさに収まってくれると良いのですが。
エントリーモデルの発表と同時に、EOS RPで使いやすいレンズを発表するのかと思いきや、真逆の大口径レンズばかりでした。
キヤノンのボディとレンズの開発方針が合っていないように思います。
今後、小型軽量なレンズが揃ってくると、EOS RPが欲しくなってくるかもしれません。
RF24-105mm f/4L IS USMのレンズキットが欲しい
海外でもEOS RPが発表となり、既にB&Hなどでは予約が開始されています。
海外では、RF24-105mm f/4L IS USMのレンズキットも発売され、為替換算で24万円程度で発売予定です。
- EOS RPボディ $1,299
- EOS RPボディ+RF24-105mm f/4L IS USM $2,199
- EOS RPボディ+EF24-105mm f/3.5-5.6 IS STM+EF-EOS Rマウントアダプター $1,699
しかしながら、日本ではなぜかRF 24-105mm f/4L IS USMのレンズキットがありません。
EOS RP発表前の僕の予想では、RF24-105mm f/4L IS USMのレンズキットで25万円くらいなら売れそうと思っていましたが、そもそも日本ではRF24-105mm f/4L IS USMのレンズキットがありませんでした。(ちなみに、RF24-105mm f/4L IS USMレンズキットは$2,199なので、為替換算で24万円くらいですね)

オンラインショップびRF24-105mm f/4L IS USMレンズキット
と思っていたら、キヤノンオンラインショップ限定で、RF24-105mm f/4L IS USMのレンズキットが32.4万円で発売されるようです。やっぱり海外の24万円と日本の32万円では価格差がありすぎではないでしょうか。
【2019/2/18 追記】RF24-105mm F4L IS USMとセットで購入するとキャッシュバックとなるキャンペーンが始まるようです。レンズキットがなくてもキャンペーンを活用することでお買い得に購入できることになります。

もう少し価格が下がって欲しい

キヤノンオンラインショップのランナップ
キヤノンオンラインショップでは、ボディ単体が173,340円、RF35mm MACRO IS STMレンズキットが237,060円で発売予定です。
海外での販売価格はEOS RPボディは、$1,299なので為替換算で14万程度となります。日本国内は17万ということで、かなり高めの価格設定ですね。
EOS RPの初値は少し高めですが、今後どれくらい値下がるかということを考えてみたいと思います。

キヤノン EOS Rの価格推移
ちなみに、EOS Rは2018年10月に23万で発売し、発売から3ケ月で18万まで価格が下がりました。およそ2割です。
現在は、EOS RPの発売のため価格調整が入って、少し価格が戻りましたが、EOS RPも発売から3ヵ月で2割下がる可能性も大いにあります。
EOS RPも同じように2割くらい下がって14万を切るようになれば、かなり売れるのではないでしょうか。
キヤノン EOS RPとEOS Rの比較と割り切れる項目
スペック比較
製品名 | キヤノン EOS RP | キヤノン EOS R |
---|---|---|
発売日 | 2019年03月中旬 | 2018年10月25日 |
マウント | キヤノンRF系マウント | |
センサー | フルサイズ(35.9×24mm CMOS) | フルサイズ(36×24mm CMOS) |
ローパスフィルター | ○? | ○ |
ダスト除去機能 | ○ | |
画像処理エンジン | DIGIC 8 | |
画素数 | 2620万有効画素 | 3030万有効画素 |
最大記憶画素数 | 6240x4160px | 6720x4480px |
ISO | 常用:100-40000、拡張:50-102400 | |
連写 | ワンショットAF時:約5コマ/秒、サーボAF時:約4コマ/秒 | ワンショットAF時:約8コマ/秒、サーボAF時:約5コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | RAW:約50枚、RAW+JPEG:約42枚、JPEG:カードフル | RAW:約34枚、RAW+JPEG:約34コマ、JPEG:約100枚 |
オートフォーカス方式 | デュアルピクセルCMOS AF(コントラストAF+像面位相差AF)、最速0.05秒 | |
測距点/AFエリア | 最大4779ポジション(横81x縦59) | 最大5655ポジション(横87x縦65) |
測距エリア | 約88%(横)x約100%(縦) | |
測距輝度範囲 | EV-5~18 | EV-6~18 |
顔認識 | ○ | |
瞳AF | 「顔+追尾優先AF」時 | 「ONE SHOT」+「顔+追尾優先AF」時(瞳サーボAFはファームアップで対応予定) |
電子ビューファインダー | 有機ELカラー 0.39型 (約236万ドット/視野率100%/倍率0.7倍) | 有機ELカラー 0.5型 (約369万ドット/視野率100%/倍率0.76倍) |
アイポイント | 22mm(接眼レンズ最後尾から) | 23mm(接眼レンズ最後尾から) |
モニター | 3インチ (104万ドット) | 3.15インチ (210万ドット) |
可動式モニター | バリアングル | |
タッチパネル | ○(タッチ&ドラッグAFに対応) | |
サブモニター(情報表示パネル) | ○ | |
シャッタースピード(メカ/機械式) | 1/4000-30秒 | 1/8000-30秒 |
フラッシュ同調 | 1/180秒 | 1/200秒 |
電子先幕シャッター | ? | ○ |
電子シャッター | ○ | |
サイレントシャッター | ○(連写に非対応) | ○(ファームウェア更新でサイレント撮影時の連続撮影機能が追加) |
バルブ撮影 | ○ | |
フリッカー対策 | 静止画フリッカー低減撮影 | |
セルフタイマー | 2、10秒 | |
撮影可能コマ数 | 約250コマ、動画:約1時間40分 | 約370コマ、動画撮影可能時間:合計約2時間20分 |
RAW | 14bit(CR3)、C-RAWの選択可 | 14bit(CR3)、C-RAWの選択可、DPRAW |
カメラ内RAW現像 | ○ | |
動画 | 4K(3840×2160) 25/24p、フルHD (1920×1080) 60p | 4K(3840×2160) 30p/25p/24p、フルHD(1920×1080) 60p |
4K動画の撮影方式 | センサー中央部をクロップ、4K時はコントラストAF | クロップの予想 |
ハイフレームレート | 120fps(1280×720) | |
ファイル形式 | MP4 | |
映像圧縮/音声記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 | |
撮影時間 | 29分59秒 | 29分59秒、スローモーション動画:7分29秒まで |
高ビットレート記録 | 4K 25/24pで約120Mbps、フルHD 60pで約60Mbps | 4K 30p ALL-Iで約480Mbps、フルHD 60p ALL-Iで約180Mbps |
Log | (カメラ内は4:2:0 8bit、4:2:2 8bitはHDMI出力) | Canon-Log(カメラ内は4:2:0 8bit、4:2:2 10bitはHDMI出力) |
タイムコード | ○ | |
ボディ内手ぶれ補正 | デュアルセンシングIS、動画時:電子手ブレ補正(コンビネーションIS対応) | |
防塵防滴仕様 | ○ | |
作り | 内部フレームにマグネシウム合金、ポリカーボネート樹脂 | マグネシウム合金 |
水準器 | ○ | |
英語対応 | ○ | |
Fvモード(フレキシブルAE) | ○ | |
異なる特徴 | フォーカスブラケット、スポット1点AF、流し撮り、インターバルタイマー、ビジュアルガイド、クリエイティブアシスト | マルチファンクションバー、電源OFF時のシャッター幕、ラージゾーンAF |
その他 | 4K切り出し、4Kタイムラプス動画、HDR動画、Camera Connect、回折補正、多重露出撮影、デジタルレンズオプティマイザ、ホワイトバランス(雰囲気優先、ホワイト優先) | |
Wi-Fi | ○ | |
Bluetooth | ○(4.1) | |
USB充電 | ○(USB給電?) | ○(USB給電は非対応) |
メモリーカード | SDXC UHS-IIカードのシングルスロット | |
AFセレクター | ||
AF-ONボタン | ○ | |
幅 | 132.5mm | 135.8mm |
高さ | 85mm | 98.3mm |
奥行き | 70mm | 84.4mm |
重さ | 440g、485g(総重量) | 580g、660g(総重量) |
バッテリー | LP-E17 | LP-E6N、LP-E6 |
バッテリーグリップ | エクステンショングリップはあり | BG-E22(シンクロ接点あり) |
マイク端子 | 3.5mmステレオミニジャック | |
インターフェイス | USB Type-C、HDMI(タイプC) |
EOS Rよりコストカットされた部分が多いですが、EOS RPはエントリー機なので仕方ない部分が多いという印象を受けました。
このボディの小ささは素晴らしい

キヤノン EOS RPはEOS Kissより小さい
EOS RPは、同社のAPS-C一眼レフカメラであるEOS KISSとほぼ同等か若干小さいサイズとなっています。フルサイズなのに、APS-Cより小型なのはミラーレスカメラならではですよね。
また、ソニーユーザー視点で言うと、EOS RPは世界初のフルサイズミラーレスカメラであるソニーの初代α7に近い大きさと重さに仕上がっています。
キヤノン EOS RP | ソニー α7 | |
ボディサイズ(幅・高さ・奥行) | 132.5×85×70 mm | 126.9×94.4×54.8mm |
質量(メディア・バッテリー含) | 485g | 474g |
質量(ボディのみ) | 440g | 416g |
α7はその後、α7 IIでボディ内手ブレ補正機能が追加されて、少し大きくそして重くなりました。
EOS RPは、近年発売されたフルサイズミラーレスカメラの中で一番小型で軽量なカメラかもしれませんね。
サーボAFで瞳AFが可能に
EOS RPは、サーボAFでも瞳AFが動作するようになりました。ソニーで瞳AFの有用性は感じているので、これは嬉しい対応ですね。いずれEOS Rもファームウェアアップデートで、サーボAF対応するとは思いますが、現時点はEOS RPが下克上しています。
連射性能やバッテリーは割り切れる
スペックだけ言えば、EOS RPは特質すべき機能はありません。ただしそこはエントリーモデル。価格が安ければ、全然許容です。
EOS RであってもAF性能や連射性能、バッテリー容量はあまり優れたカメラとは言えませんでしたので、EOS RPにはそのあたりは望んでいません。
ファンダーや背面液晶は許容
EOS RPのファインダーや背面液晶はEOS Rのものに比べて劣ったものが採用されています。これは僕が以前使用していたα7 IIIのファンダーや背面液晶がα7R IIIに比べて劣っていたことに似ています。
ですが、思い返してみると僕はα7 IIIのファインダーや背面液晶で全く不満はありませんでした。
EOS RPのファインダーや背面液晶を実機で確認したわけではありませんが、個人的には不満に思うことはないように思います。
電源OFF時、シャッターが閉じない
EOS Rとの比較で、一番惜しかった部分かもしれません。EOS Rは電源OFF時にシャッターが閉じてホコリが入らないようになっていますが、EOS RPはその機能がありません。
ソニー機もそのような機能はついていないので、あれば良かったですが、無いなら無いで諦めます。
キヤノン EOS RPとEOS 6D Mark IIの比較
スペック比較
製品名 | キヤノン EOS RP | キヤノン EOS 6D Mark II |
---|---|---|
発売日 | 2019年3月中旬 | 2017年8月4日 |
シリーズ | EOS(イオス) R | EOS(イオス) 6D |
マウント | キヤノンRF系マウント | キヤノンEF系マウント |
センサー | フルサイズ(35.9×24mm CMOS) | |
ローパスフィルター | ○? | ○ |
ダスト除去機能 | ○ | |
画像処理エンジン | DIGIC 8 | DIGIC 7 |
画素数 | 2620万有効画素 | |
最大記憶画素数 | 6240x4160px | |
ISO | 常用:100-40000、拡張:50-102400 | |
連写 | ワンショットAF時:5コマ/秒、サーボAF時:4コマ/秒 | 6.5コマ/秒、ソフト連続撮影:3コマ/秒 |
連続撮影可能コマ数 | JPEG:無制限、RAW:約50枚、RAW+JPEG:約42枚 | JPEG:約110枚、RAW:約18枚、RAW+JPEG:約17枚 |
AF方式 | デュアルピクセルCMOS AF (像面位相差AF、コントラストAF) | 位相差AF、デュアルピクセルCMOS AF (像面位相差AF、コントラストAF) |
測距点 | 最大4779ポジション(横81x縦59) | 45点(クロス測距点:45点)、最大27点がF8測距 |
測光分割数 | 384 | 63 |
測距輝度範囲 | EV-5~18 | EVF時:EV-3~18、LCD時:EV-2.5~18 |
ファインダー | 有機ELカラー 0.39型 (約236万ドット/視野率100%/倍率0.7倍) | ペンタプリズム (視野率98%/倍率0.71倍) |
モニター | 3インチ (104万ドット) | |
可動式モニター | バリアングル(前:180度、後:90度、水平:175度) | |
タッチパネル | ○(タッチ&ドラッグAFに対応) | ○ |
シャッタースピード | 1/4000-30秒 | |
フラッシュ同調 | 1/180秒 | |
電子先幕シャッター | ○? | ○ |
電子シャッター | ○ | |
サイレントシャッター | ○ | ソフト撮影 |
バルブ撮影 | ○ | |
セルフタイマー | 2、10秒 | |
撮影枚数 | 250枚、動画:約1時間40分 | EVF時:1200枚、LCD時:380枚 |
RAW | 14bit(CR3)、C-RAWの選択可 | 14bit |
動画 | 4K(3840×2160) 25/24p フルHD (1920×1080) 60p | フルHD(1920×1080) 60p |
ハイフレームレート | ||
ファイル形式 | MP4 | MP4、MOV(タイムラプス時) |
映像圧縮方式 | MPEG-4 AVC/H.264 可変(平均)ビットレート方式 | |
音声記録方式 | AAC、リニアPCM、ステレオマイク | AAC、モノラルマイク |
手ぶれ補正 | デュアルセンシングIS、 動画時:電子手ブレ補正(コンビネーションIS対応) | 動画電子防振機能 |
内蔵フラッシュ | ||
防塵防滴仕様 | ○ | |
水準器 | ○ | |
顔認識 | ○ | |
瞳AF | ○(瞳サーボAFに対応) | |
英語対応 | ○ | |
通信機能 | Wi-Fi、Bluetooth | Wi-Fi、NFC、GPS、Bluetooth |
USB充電 | ○ | |
共通の機能 | デジタルレンズオプティマイザ、ウィンドカット/アッテネーター機能、マルチショットノイズ低減、オートライティングオプティマイザ、多重露出、HDRモード、HDR動画撮影、カメラ内RAW現像、ホワイト優先と雰囲気優先(ホワイトバランス)、フリッカー低減撮影、ゾーンAF、ディテール重視(ピクチャースタイル)、インターバルタイマー、バルブタイマー | |
カメラ内レンズ光学補正 | 歪曲収差補正、色収差補正、周辺光量補正、回折補正 | |
ラージゾーンAF | ○ | |
スムーズゾーンAF(ライブビュー時) | ○ | |
色検知AF | ○ | |
流し撮り | ○ | |
ビジュアルガイド | ○ | |
AFセレクター | ||
拡張システム端子 | ||
メモリーカード | スロット1:SDXC UHS-II | スロット1:SDXC UHS-I |
幅 | 132.5mm | 144mm |
高さ | 85mm | 110.5mm |
奥行き | 70mm | 74.8mm |
重さ | 440g、485g(総重量) | 685g、765g(総重量) |
マグネシウム合金 | 内部フレームにマグネシウム合金、ポリカーボネート樹脂 | 表記なし |
バッテリー | LP-E17 | LP-E6N/LP-E6 |
インターフェイス | USB Type-C、HDMI(タイプC) | USB2.0、HDMIミニ(タイプC) |
キヤノン EOS RPをもう少し待とうと思った理由まとめ
今回は、キヤノンから発売されるEOS RPについて、もう少し待ってみようと思った理由を書いてみました。
色々と割り切る必要がありますが、エントリーモデルということで、価格がこなれてくれば我慢できます。
ただし現時点では、レンズラインナップが乏しいことと、海外に比べて国内価格が割高のため、すぐに購入せずに少し待とうと思いました。
今回発売された6本のレンズも非常に興味のあるところなので、キヤノンにはぜひ欲しいと思わせるボディを期待したいです。
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