価格.comの最安値において、2018年3月発売のソニー α7 IIIと2018年10月発売のキヤノン EOS Rの価格がついに逆転しました。
キヤノン EOS Rはどこまで値下がりが続くのでしょうか。と思ったらニコン Z6も価格下落が激しそうです。
ついにα7 IIIとEOS Rの価格が逆転
α7 IIIの最安値
ソニー α7 IIIは2018年3月23日に初日最安値223,295円で発売されました。10月ごろまではほとんど値下がりせずに、11月以降やっと在庫が追い付いてきたのか、値下がりが始まり2019年1月14日現在で186,797円という最安値となっています。
EOS Rの最安値
キヤノン EOS Rは2018年10月25日に初日最安値230,849円で発売されました。α7 IIIと異なり発売直後から値下がり始め、2019年1月14日現在で186,013円という最安値となっています。
今までソニー α7 IIIより下がることはなかったのですが、ついにEOS Rの最安値の方が安価になってしまいました。
ちなみに、ニコン Z6も紹介
ニコン Z6は2018年11月23日に初日最安値245,220円で発売されました。こちらもEOS Rと同様に値下がり始め、2019年1月14日現在では214,556円の最安値で発売されています。
一日当たりの値下がり率を計算してみる
3機種とも発売価格や発売日が異なるので、一日当たりの値下がり率を計算してみたいと思います。
初日最安値 | 現在の価格 | 差額 | 発売日 | 経過日数 | 下落率/日 | |
α7 III | ¥223,295 | ¥186,797 | ¥36,498 | 2018年3月23日 | 297 | ¥123 |
EOS R | ¥230,849 | ¥186,013 | ¥44,836 | 2018年10月25日 | 81 | ¥554 |
Z6 | ¥245,220 | ¥214,556 | ¥30,664 | 2018年11月23日 | 52 | ¥590 |
こうして計算してみると、Z6が一番値下がり率が高いことが分かりますね。ニコン機種は値下がりしにくいという印象でしたので意外な結果でした。
α7 IIIが一番値下がり率が低いので、一番売れているとみて間違いないのではないでしょうか。
α7 IIIとZ6の価格が逆転するXデーは?
Z6もこのまま値下がりが続くとすると、α7 IIIとZ6の価格が逆転する日も来るかもしれません。
先に計算した一日当たりの価格下落率が続くとすると、α7 IIIとZ6の価格が逆転するXデーは2019年3月22日と計算できます。
ただし、α7 IIIの価格下落も2018年10月以降に始まったばかりなので、Xデーももう少し先になるのが現実的だと思います。
価格.comの最安値が下がると?
価格.comの最安値は、大手量販店や有名カメラショップの店頭価格とは乖離しているので、あまり意味のない価格だ、という方もいるかもしれません。
僕は全く逆の意見です。大手量販店で価格交渉をする場合は、必ず価格.comの最安値が基準になってきます。店員さんも価格.comの最安値を意識しており、ポイント込みの実質価格なら価格.comと同額に出来ます、という価格の提示のされ方を良くされます。
実店舗においても、価格.comの最安値は無視できない、ということなのだと思います。
ソニー α7 IIIとキヤノン EOS Rの価格が逆転まとめ
2018年3月に発売されたα7 IIIとキヤノン EOS Rの価格がついに逆転したので記事にしてみました。EOS Rの価格下落が著しいということを意味しており、Z6も同様の傾向です。
ソニーのカメラはすぐに値下がりするので資産価値が低いなどと言われてきましたが、これを見ると、キヤノンやニコンも同じだということですね。
EOS RやZ6が今後も値下がり続けてお買い得な価格になったとしてら、むしろ狙い目なのではないでしょうか。今後も要チェックですね。