Sony α7 IIからα7 IIIに買い換えて良かった点は高感度性能、シャッター音、そしてタッチパネル

a7m3

僕が以前使用していたSony α7 IIからSony α7 IIIに買い替えをしました。

今回の記事では、α7 IIとα7 IIIの両機種の差異や使用感を書いてみたいと思います。

 

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ソニー α7 II (ILCE-7M2)とα7 III (ILCE-7M3)

ソニー α7 II (ILCE-7M2)

Sony のフルサイズ一眼ミラーレスカメラです。

2014年発売のモデルで、世界初の手振れ補正付きのフルサイズミラーレスカメラでした。

フルサイズミラーレスカメラはソニーしか出していませんので、ソニーが新機能付きで新しいカメラを出せば何でも世界初となりますね。

おおよそは満足していましたが、やはりイマイチなポイントもありました。

ソニー α7 III (ILCE-7M3)

2018年2月、Sony α7 IIIが発売されました。

α7 II発売から3年以上経過し、僕も今か今かと期待していました。

そんな中で、予想の斜め2段くらい上を行くスペックを見て、速攻で予約して購入しました。

 

α7IIからα7IIIに買い換えて良かったこと

高感度性能の大幅な向上

α7 IIはフルサイズセンサーを搭載しています。フルサイズセンサーはセンサーの面積が大きいため、高感度性能にも優れていると思っていましたが、「あれれ?それ程でもない?」というのがα7 IIの感想でした。

dpreviewの感度別の比較で、オリンパスのフラッグシップモデルであるE-M1 Mark IIと比較してみても、あまり差はありません。むしろ、E-M1 Mark IIの方がノイズの粒子が揃っているようにも見えます。E-M1 Mark IIはマイクロフォーサーズセンサーなので面積的には4倍ほど差があるんですがね。

 

α7 IIは前のモデルであるα7に、センサーそのままに手ぶれ補正機能が付いて発売されたカメラだと言われています。α7が2013年10月発売、α7 IIが2014年11月発売ということで、モデルチェンジの期間から考えて、α7とα7 IIの間に差はほとんどなさそうです。つまり、α7 IIのセンサーは2013年ごろのセンサーということになります。

この記事を書いていた2018年から5年も前の技術を用いたセンサーなので、最新のセンサーと比較すると、そりゃあ物足りなく感じてしまいますよね。

ちなみに、DxOMarkのセンサースコアでもα7とα7IIは90点の同スコアとなっています。(α7 IIはα7から進化していない

 

そして、2018年2月にα7 IIIの具体的なスペックが発表され、ソニーのHPにはこう書かれていました。

常用ISO感度最高ISO51200を達成。さらに全感度域で解像感とノイズ低減を両立し、α7 II比で最大1.5段分の画質向上を実現

 

dpreviewの感度別の比較でも、α7 IIとα7 IIIは2段近い差があることが分かります。

α7 IIIに買い替えたときにα7 IIは手元になかったため、両モデルの実写比較は出来ませんでしたが、体感的にはα7 IIはiso 6400まで、α7 IIIはiso 25600まで使えるなという感触です。6400から25600なので2段程度です。

 

みなさん、センサー性能だけで2段も差があるのは、凄いと思いませんか?

仮にレンズの明るさで2段稼ぐとすると、かなり大変です。ソニーのツァイスレンズにFE 35mm F1.4 ZAFE 35mm F2.8 ZAがありますが、2段明るいFE 35mm F1.4 ZAにすると値段にして10万円、重量は5倍、大きさもかなり大きくなります。(もちろんレンズの明るさ以外にも違いはありますが)

それがセンサー性能だけで2段分性能が向上するなんて素晴らしい!

僕は室内や夜間を撮影する場面が多いので、この性能差は大きいですね。

シャッター音いいね!

α7 IIは、なんて言うでしょうか。”ズキューン”という感じのシャッター音がします。音なのか振動なのか、あるいはその両方なのか、あまり好きではないシャッター音でした。

α7 IIIは、”カシャ”というシャッター音になりました。これは好きな音です。α7IIIはサイレントシャッターが実装されているため、購入前はサイレントシャッターを標準で使用するんだろうなと思っていましたが、シャッター音が気に入ったので、メカニカルシャッターばかり使用しています。

タッチパネル対応になった

2018年2月25日、全く予期せぬ時期にα7 IIIが発表されました。

僕も当然、いつかはα7 IIIが発表になるだろう思っていましたが、まさかこのタイミングとは。

しかもおおかたの予想を上回るようなスペックでこれは欲しいと思っていたところに、奥さんからライン。

新しいの出たね。買うの?

どうしようか迷ってる。

タッチパネル付いてる?

付いてるよ。

じゃあ買えば?

いいの!?

以前よりα7 IIにタッチパネルが付いてないことにご立腹だった奥さん。

確かに、スマホ世代からすると、画面をタッチしてピントを合わせるのが普通ですからね。

いくらジョイスティックが実装されたからと言って、普段からカメラに触りなれていない人は操作しづらいはずです。

奥さんのお許しが出たので気兼ねなくα7 IIIを予約しました。タッチパネル様様ですね。

サイレントシャッターはあるに越したことはない

α7 II使用時は、サイレントシャッターが必要な場面はやはりありますので、サイレントシャッターが実装された他機種をうらやましく思いました。

α7 IIIは、念願のサイレントシャッターが実装されました。先日行ったレストランでは、音が鳴らないカメラのみ撮影を許可、という規則がありました。α7 IIを使用していたら撮影は出来なかったでしょう。その他シャッター音が気になる場面はありますので、サイレントシャッターはあって良かったと思います。

コンティニュアスAF(C-AF)で瞳AF

瞳AFはミラーレスカメラの機能の中でもキラーフューチャーだと思っています。α7 IIはシングルAF(S-AF)時には瞳AFが使用できますが、コンティニュアスAF時には使用できません。大人の人物を撮影するときはシングルAFで問題ないですが、子供を撮影するときはコンティニュアスAFにせざるを得ません。コンティニュアスAFの瞳AFを用いずに動く子供の目にピントを合わせることは不可能です。

α7 IIIは、コンティニュアスAFで瞳AFが使用できるようになりました。おかげで常時コンティニュアスAFで使用しています笑。通常は静体を撮影するときはシングルAF、動体を撮影するときはコンティニュアスAFを使用するのが基本だと思いますが、コンティニュアスAFで全部まかなえてしまいます。

その他

必須項目ではありませんでしたが、下記は地味にうれしい。

  1. バッテリーがかなり持ちます。1日撮影でバッテリーを使い切ったことはありません。僕の使い方では、2000枚は余裕です。
  2. APS-Cクロップがカスタムボタンに割り当てられるようになりました。ケニア旅行で焦点距離400mmでも全然足らないときは思い切ってクロップしていました。クロップしても1000万画素ありますので十分です。
  3. オートフォーカスは目に見えて良くなりました。
  4. 全体的なAWBや色味が改善しました。特に人物の肌色が血色良く映るようになりました。

 

スペック比較

スペック上の違いを項目ごとに見て行きたいと思います。全体的にスペックアップしているのが分かりますね。

センサー性能

製品名α7 III ILCE-7M3α7 II ILCE-7M2
発売日2018年03月23日2014年12月05日
センサーフルサイズ
(35.6×23.8mm)
Exmor R CMOS
フルサイズ
(35.8×23.9mm)
Exmor CMOS
画像処理エンジン新世代BIONZ X
フロントエンドLSI
BIONZ X
フロントエンドLSI
画素数総画素:2530万画素
有効画素:2420万画素
総画素:2470万画素
有効画素:2430万画素
ISO100-51200100-25600
拡張ISO50-20480050-25600

良く見てみると、α7 IIIのセンサーの方が小さいのですね。画素数も微妙にα7 IIIの方が少ないですね。

ソニーの場合、画像処理エンジンの中身が変わっても名前が変わるわけではないので、新しくなったのかどうか分かりづらいですが、確かに進化しているようです。iso感度の上限が上がったことから考えても高感度性能は高くなっていますね。

オートフォーカス性能

製品名α7 III ILCE-7M3α7 II ILCE-7M2
AF方式ファストハイブリッドAF
(像面位相差AF、コントラストAF)
測距点693点(位相差)
425点(コントラスト)
117点(位相差)
25点(コントラスト)
測距輝度範囲EV-3~20EV-1~20

α7 IIIの測距点数は、α7 IIから大幅に向上しました。スペックには現れないAF速度もかなり良くなっています。

測距高度範囲の下限も-3EVなので、低照度撮影下でもAFが動作するようになっています。夜間撮影が多い方はうれしい進化ですね。

静止画撮影性能

製品名α7 III ILCE-7M3α7 II ILCE-7M2
連写10コマ/秒5コマ/秒
連続撮影可能コマ数RAW:89コマ
JPEG:177コマ
RAW&JPG:79コマ
RAW:30コマ
JPEG:200コマ
RAW&JPG:27コマ
シャッタースピード1/8000-30秒
電子先幕シャッター
サイレントシャッター

シャッター性能は、基本的にはα7 IIIが上位に来ています。JPEG(スタンダードLサイズ)保存時の連続撮影可能コマ数のみ、α7 IIの方が性能が良いです。

そしてα7 IIIにはお待ちかねのサイレントシャッターが実装されました。

動画撮影性能

製品名α7 III ILCE-7M3α7 II ILCE-7M2
動画4K 30p
4K HDR
フルHD 60p
フルHD 60p
ハイフレームレート120fps(1920×1080)
ファイル形式XAVC S、AVCHDXAVC S、AVCHD、MP4
映像圧縮方式MPEG-4 AVC/H.264
音声記録方式XAVC S:LPCM 2ch
AVCHD:Dolby Digital 2ch
ドルビーデジタル
ステレオクリエーター
XAVC S:LPCM 2ch
AVCHD:Dolby Digital 2ch
ドルビーデジタル
ステレオクリエーター
MP4:MPEG-4 AAC-LC 2ch
LogS-Log2、S-Log3S-Log2
高ビットレート100Mbps50Mbps
プロキシー動画4K動画と同時記録

動画機能も着実にレベルアップしています。4K動画に対応したことが一番大きな違いです。

ハードウェア性能

製品名α7 III ILCE-7M3α7 II ILCE-7M2
電子式ファインダー0.5型
(235万ドット/倍率0.78倍)
0.5型
(235万ドット/倍率0.71倍)
モニター3インチ
(92.16万ドット、RGB配列)
3インチ
(122.8万ドット、RGBW配列、
WhiteMagicディスプレイ)
撮影枚数ファインダー時:610枚
ライブビュー時:710枚
ファインダー時:約270枚
ライブビュー時:約350枚
手ぶれ補正5.0段分4.5段分
タッチパネル
USB充電/給電充電/給電充電のみ
フリッカーレス撮影
PlayMemories Camera Apps
メモリーカードデュアルSDスロット
(SDXC UHS-IIx1、UHS-Ix1)
メモリースティックも使用可能
シングルSDスロット
(SDXC UHS-I)
メモリースティックも使用可能
幅×高さ×奥行き126.9mm×95.6mm×62.7mm126.9mm×95.7mm×59.7mm
総重量(ボディのみ)650g (565g)599g (556g)
バッテリーNP-FZ100NP-FW50
インターフェイスUSB Type-C
マイクロUSB
HDMI(マイクロ/タイプD)
マイクロUSB
HDMI(マイクロ/タイプD)

α7 IIIは、ハードウェア的にも進化しています。背面液晶のドット数がα7 IIから少なくなっていますが、α7 IIではwhitemagic技術を用いたR・G・B・Wの四原色ディスプレイで、α7 IIIでは通常のR・G・Bのディスプレイという違いがあります。RGBに換算したの表示ドット数的には、α7 IIIとα7 IIでは同数なので、同じくらいの解像度です。通常whitemagicは、省電力化などに効果がある技術ですが、α7 IIIで採用されたディスプレイはwhitemagicがなくとも、同等以上の性能を発揮するディスプレイだと推測されます。

その他のハードウェア性能も全体的に進化していますが、惜しいのはPlayMemories Camera Appsに非対応となってしまった点です。ソニーαシリーズは、ミラーレスであることを生かした比較明合成などの特殊撮影機能をPlayMemories Camera Appsで実現していました。α7 IIIでは非対応になってしまったため、それらの特殊撮影機能が全部使用不可となってしまいました。いつか復活して欲しいですね。

 

α7 IIIはこんな方にオススメ

  1. 高感度撮影する機会が多い方
  2. 動き物を取る方
  3. 4K動画も取りたい方
  4. α7 IIだと物足りない方

思い切って買い換えちゃっても後悔はしないカメラです!

 

α7 IIからα7 IIIに買い換えてみた感想まとめ

α7 IIを使用していた僕ですが、α7 IIIに買い換えてみた感想を記事にしてみました。

α7 IIIに買い換えて良かった点ベスト3はタイトルにもある通り、高感度性能、シャッター音、そしてタッチパネル(奥さんの許可的な意味で)でした。

α7 IIIを購入後しばらく使用してみて大満足でした。人気機種のため、価格がなかなか下がっていませんが納得ですね。

間違いなくオススメできるミラーレスカメラの筆頭です。後出しのニコンやキヤノンと比較しても僕はα7 IIIを推薦します。さらに、ライナップされているレンズ数から言ってもここ数年はソニー1択だと思います。

α7 IIIで良い写真をたくさん撮ってくださいね。

 

 

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ぽんこ

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