Eマウントのレンズをどう組み合わせるべきか Eマウントレンズ考

Eマウントレンズ考レンズ

SONY α7 III(α9やα7シリーズ共通)に付けるEマウントのレンズ構成をどうするか、恐らく悩みはみんな同じだと思います。

現時点でのラインナップを考慮に入れて、自分なりにどんな構成が良いか考えてみました。

 

現在所有のEマウントレンズ

  1. FE 55mm F1.8 ZA
  2. FE 24-105mm F4 G OSS
  3. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

ズームレンズ2本により24mmから400mmまで切れ目無く続いています。それにプラスで標準焦点距離付近の55mmがある感じです。

3本ともかなりの高評価であることは間違いないので、まだ持っていなくて欲しいと思っている方も多いと思います。

 

それぞれの最新の価格は下記のリンクから確認可能です。

24-105mmがプレミアが付いているようですね。ここまで人気とは! 僕も気に入っています。オススメです!

 

悩み

性質の異なる3本ですので、均等に使うことなど有り得ないことは百も承知で、とりあえず僕の思うところを書いてみようと思います。

55mmを使っていない

24-105mmが優秀すぎて焦点域が被っている55mmを持ち出す機会がめっきり減ってしまいました。

24-105mmは少し重いので、重いことを理由に無理やり55mmを持ち出そうとして、やっと55mmを持ち出す気になります。

寄れないのが致命的なので、食事の皿を撮ろうという気が失せてしまいます。また、個人的にはもう少し広角の方が使いやすい気もしています。

明るいことも利点なのですが、これもまたα7 IIIが優秀なので、ISO感度を上げればだいたいは対応出来てしまいます。

 

100-400mmが重い

ケニアのサファリで動物を撮影したときは大活躍でした。とても満足しています。

むしろ400mmでは足らない場面があったので、テレコンかAPS-C機も検討したいと思います。

では、日本に帰ってきてからどれだけ使うかというと。。。です。

もう少し取り回しの良い大きさだったら持ち出す機会も増えるかもしれません。

シグマやタムロンから出ているレフ用の100-400mmのEマウント版を出してくれないかなと期待しています。

 

24mm未満がない

24-105mmの広角端でも24mmです。24mmでは少し足らないと思うことが幾度かありました。

もう少し広角なレンズがあったら良いなと思います。

 

 

というわけで、どんなレンズ構成が良いか考えてみました。

 

レンズ構成

FE 12-24mm F4 Gを買い足す

  1. FE 12-24mm F4 G
  2. FE 24-105mm F4 G OSS
  3. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

FE 12-24mm F4 Gを買い足すと、12mmから400mmまで切れ目無く撮影することが可能です。

3本あれば、恐らく撮れないものはほとんどないでしょう。

12-24mmは他社製レンズと比べて、驚異的なコンパクトさを誇り、描画性能も良いです。

 

懸念点としては、望遠端でも24mmしかないため、付けっぱなしレンズとしては使用しづらいところとフィルターが使えないことです。

24-105mmがあるので、付けっぱなしはそっちを使いますよね。

超広角が必要なときのみレンズ交換するような使い方になると思います。

 

最新の価格は下記のリンクから確認が可能です。

結構高いですよね。画角は魅力的ですが、たまにしか使用しないことを考えるともう少し安かったら良いのですが。

 

FE 16-35mm F4 Z または F2.8 GMを買い足す

  1. FE 16-35mm F4 ZA または F2.8 GM
  2. FE 24-105mm F4 G OSS
  3. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

16-35mmを買い足すと、16mmから400mmまで切れ目無く撮影することが可能です。

12-24mmの超広角も捨てがたいですが、付けっぱなしレンズには向かないため用途は限定されそうです。

そういう意味では、16-35mmは16mmから35mmまでの広角の焦点域をカバーしているため、付けっぱなしレンズとしても使用できそうです。16-35mmは12-24mと異なりフィルターも付けられますし。

 

勿体無いのは、24mmから35mmの間の焦点域が16-35mmと24-105mmの2本のレンズで焦点域が被っている点です。何だか少し損をしている気分ですね。

 

最新の価格は下記のリンクから確認が可能です。

F4はまだ現実的な価格ではないでしょうか。

F2.8GMはこれまた高いですね。ですが、付けっぱなしレンズを目的にするなら、付けっぱなしレンズに一番お金を掛けることが投資効率が一番良いという意味では、選択肢として全然ありだと思います。

 

広角単焦点(24mm未満)を買い足す

  1. 広角単焦点(24mm未満)
  2. FE 24-105G F4 G OSS
  3. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

広角単焦点を買い足すパターンです。

広角ズームは周辺画質をある程度妥協せざるを得ないですが、単焦点であれば周辺画質も良いはずです。

広角はパンフォーカスで撮影することがほとんどなので、暗いレンズやマニュアルフォーカスでも問題ありません。

 

あまり選択肢が多くありませんが、ZEISS Loxia 2.8/21が良さそうです。

 

最新の価格は下記のリンクから確認が可能です。

暗い単焦点としては高いと思います。描写は良さそうなのですが、正直コスパは悪そうです。

 

単焦点(広角~標準域)を買い足し

  1. FE 24-105G F4 G OSS
  2. FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
  3. 単焦点(広角~標準域)

24-105mmから100-400mmの構成は崩さずに、お散歩用の単焦点を加えるパターンです。現在の55mmを入れ替える感じです。

 

広角の候補としては、Samyang 24mm F2.8またはSamyang 35mm F2.8Sony FE 35mm F2.8 ZAです。

 

それぞれの最新価格は下記のリンクから確認が可能です。

サムヤンは少し安め、ソニーは純正なので少し高めなのが分かると思います。

画質的には大きく変わらないと思いますので、画角と純正か非純正かで選んで間違いないはずです。

 

標準域の候補としては、フォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Asphericalフォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalです。

 

それぞれの最新価格は下記のリンクから確認が可能です。

ともに評価が高いレンズなので、価格も高いですね。特に65mm F2は気になるレンズです。

 

広角の3本は軽量コンパクト、標準域の2本はマニュアルフォーカスということもあり趣味性の高いレンズですので、広角と標準域で気になるレンズとしてあげているレンズは性格が全く異なりますね。

 

全体的に見直し

  1. FE 16-35mm F4 ZA または F2.8 GM
  2. 標準単焦点(35mm-70mm)
  3. FE 70-200mm F2.8 GM OSS

もはや現在のレンズ構成の面影はありません。笑

標準焦点域の単焦点で使用してみたいレンズは、やっぱりフォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Asphericalです。

16-35mmを付けっぱなしレンズとして、65mmを趣味レンズとして使い分ける感じです。

65mmなら70-200mmより100-400mm の方が全体的なつり合いは取れているかもしれませんね。

あるいは、もしFE 70-200mm F2.8 GM OSSを前提にするなら、焦点距離的には今の持っている55mmがベストな選択肢かもしれません。

 

各レンズの最新の価格は下記のリンクから確認が可能です。

 

マウントアダプター

EFマウントでキヤノンレンズを付けてみる

SIGMA MC-11またはCommlite CM-EF-E HSが良さそうです。

実績があるのがMC-11ですね。

メーカーとしては、キヤノンレンズは動作はするが対象外というスタンスです。

α7 IIIが発売された当時は在庫切れでしたが、アマゾンでも在庫が復活してきました。

 

CM-EF-E HSはまだ出たばかりですが、コントラストAFでもAFが早いそうです。

シグマと異なり、キヤノン対応レンズが公式に発表されています。

そこまで価格差はないようなので、信頼か機能かで選ぶ感じですね。

 

ライカMマウントでオールドレンズを付けてみる

このレンズ沼は底が深そうですね。

もしMマウントのマウントアダプターを付けるならフォクトレンダー VM-E Close Focus AdapterかSHOTEN LM-SE M (B)が良いと思っています。

前者はヘリコイドの繰り出し量が4mmだけど製品精度が良い、後者はヘイコイドの繰り出し量が6mmです。

一長一短ですね。

 

それぞれの最新価格は下記のリンクから確認が可能です。

SHOTENの方が少し安いようですね。これまた悩みますね。

 

 

レンズ選びは悩んでいるときが一番楽しいですね!レッツエンジョイ!

 

 

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