CP+ 2019で焦点工房から発売が発表されているTECHART TZE-01を試してみましたのでご紹介します。
他メーカー含めたCP+ 2019の見どころをまとめページを作成しました。あわせてご覧ください。

焦点工房 TECHART TZE-01

焦点工房 TECHART TZE-01
CP+ 2019の焦点工房のブースでは、EマウントレンズをZマウントで使用するための電子マウントアダプター『焦点工房 TECHART TZE-01』の試作品が展示されています。

焦点工房 TECHART TZE-01
このマウントアダプターは試作品のため真鍮製だそうです。(製品版は違う素材?)

焦点工房 TECHART TZE-01の表側

焦点工房 TECHART TZE-01の裏側

焦点工房 TECHART TZE-01の側面
試作品というだけあって、簡素な仕上げとなっていました。Eマウントがフランジバック18mmでZマウントがフランジバック16mmなので、2mmの厚さのマウントアダプターとなっています。
今回は参考展示だけと思いきや実際に動作を確認することが出来ました。
焦点工房 TECHART TZE-01のテスト
ボディはニコン Z6で、レンズはソニー FE 55mm F1.8 ZAです。共に焦点工房さんが用意している機材です。
AF-Cで単写、AF-Cで単写、AF-Cで連射の3パターンで試してみました。撮影風景をスマホで撮影していたため、スマホ側のピントがブレて画面がボヤけているように見える場面がありますが、スマホのせいですのでご了承ください。

AF-Sで単写
AF-Cで単写
AF-Cで連射
焦点工房 TECHART TZE-01は使えそう
使用してみた第一印象としては、あっ普通に動くじゃん!でした。
静体撮影であれば、問題なく使用できそうです。動体撮影まではちょっと厳しいかもしれないとも思いましたが、もともとニコン Z6は動体撮影に特化したカメラではありませんし、ソニー FE 55mm F1.8 ZAも動体撮影向きのレンズとは言えません。
また、他の方がFE 24-105mm F4 G OSSや顔認識を試してみたところ、正常に動作していたというとこでした。
これは発売が楽しみなマウントアダプターですね。
焦点工房 TECHART TZE-01 まとめ
CP+ 2019で参考展示されていた焦点工房 TECHART TZE-01を試してみました。
想像していたよりも普通に動作しており、これは大注目のマウントアダプターになりそうです。
ソニーEマウントレンズをお持ちの方が、ニコン Zに移行しやすくなるのではないでしょうか。
個人的には、もう少しAF性能が向上してくれれば、Zシリーズも選択肢に入ってくるのですがね。
いずれにしても大変注目されているマウントアダプターなので、発売を楽しみに待ちたいと思います。
