ソメイヨシノ(染井吉野)の生み出された場所として有名な東京都豊島区駒込では、今ソメイヨシノが見頃です。
今回は、撮影してきた写真とともに、おすすめのお花見スポットも紹介します。
駒込はソメイヨシノ生誕の地
ソメイヨシノ(染井吉野)の発祥は、江戸染井村と言われ、現在の東京都豊島区駒込のあたりを刺した地名です。
ソメイヨシノは、オオシマザクラとエドヒガンザクラの交配種と言われており、奈良の吉野山の山桜と区別するため、染井吉野という名前が付けられました。
江戸時代からソメイヨシノはこの地で育まれてきており、駒込周辺には多数のソメイヨシノが点在します。
街の案内図にも桜のマークが多数表示されています。また、右下にはソメイヨシノ発祥の地 豊島区 駒込と記載もありますね。
ソメイヨシノ発祥の地ということで、春先には多数の観光客が駒込を訪れます。
ソメイヨシノのお花見おすすめスポット
染井霊園
1872年(明治5年)に雑司ヶ谷霊園とともに開設された共同墓地で、著名人のお墓が数多く存在します。
駒込駅から歩いて10分ちょっとのところにある染井霊園は、ソメイヨシノが多数植生されているため、観光スポットとしても有名です。
普段は静かな霊園ですが、この時期はお花見で賑わっていました。
染井霊園内のソメイヨシノはちょうど今頃が見頃です。
門と蔵のある広場
駒込駅と染井霊園のちょうど中間あたりにある広場です。名前の通り、門と蔵があります。2009年(平成21年)に染井よしの桜の里公園とともに開園しました。
蔵の中では駒込で撮影された桜を対象にしたフォトコンテスト『さくらフォトコンテスト』の入賞作品が展示されていました。ちなみにこの蔵は重要文化財だそうです。
桜と蔵を一緒に写真に収めることが出来るのは、日本国内でもそれほど多くはないかもしれませんので、写真映えする広場かもしれません。
駒込小学校
さきほどの門と蔵のある広場のとなりにある小学校です。休みの日は校庭を開放しているため、一般の方も中に入ることが出来ます。
校庭には、1952年(昭和27年)に植えられた『駒桜』という愛称のソメイヨシノが植えられています。
桜を見に来ている方より、ボール遊びをしている子供の方が圧倒的に多く、ちょっと場違いな感じがしました笑。
駒込小学校から染井よしの桜の里公園へ通じる道沿いにも桜が多数あります。ピンク色の提灯と相まって写真映えスポットにもなっていました。
染井よしの桜の里公園
駒込小学校から歩いてすぐのところにある公園です。
ここでは、染井よしの桜里祭りというお祭りが開催されているようです。お祭りと言っても何かあるわけではなく、みなさんでお花見を楽しんでいるようでした。
恐らく、オオシマザクラだと思いますが、こちらもソメイヨシノに負けじと咲き誇っていました。
オオシマザクラもソメイヨシノもどちらも綺麗ですね。
ソメイヨシノ発祥の地 駒込のおすすめお花見スポットまとめ
今回は、ソメイヨシノ発祥の地である駒込のおすすめスポットをご紹介しました。
発祥の地というだけあって、道端の至る所に桜の木があります。お花見しつつ、写真を撮りつつ歩き回ってみても良いと思います。
桜は今の季節しか見れませんので、悔いのないようにたくさん写真に収めてくださいね。
撮影に使用したカメラ