ドライバー要らない!? Roddio フェアウェイウッド レビュー

Roddio フェアウェイウッドウッド

Roddio フェアウェイウッド』をレビューをお送りしたいと思います。

 

Roddioは最新人気のゴルフメーカーで、ドライバーからウェッジまでデザイン性と機能性に優れたクラブを販売しています。特にフェアウェイウッドの評価が高いように思います。

 

Roddioとは、ONOFFブランドを展開しているグローブライドのプレミアムゴルフブランドです。ONOFFは大衆向きのため大手量販店で販売されていますが、Roddioは大手量販店には置かれていないため、どちらかと言えば地クラブのような立ち位置となっています。他の地クラブと同様にいわゆる工房系ショップで購入が可能です。

 

Roddio フェアウェイウッド

現在Roddioからフェアウェイウッドは、一種類しか出ていないこともあるでしょうが、型式はありません。フェアウェイウッドという名前のフェアウェイウッドです。紛らわしい!

ぱっと見で、フェースがシャローなことが分かります。

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ヘッド:3番ウッド

ホーゼル:1度可変ホーゼル、1番

シャフト:Fujikura Speeder Evolution 2 FW 70S

3Wは170ccほどと一般的な大きさですが、構えた感じでは数字以上に大きく見えます。平べったい感じです。

 

もちろん飛距離も魅力の一つですが、他のフェアウェイウッドにはない二つの面白い機構があります。

 

スペック

番手表示#3 Spoon#4 Baffy#5 Creek#7 Seven
ロフト角(度)15.516.918.321.1
ライ角(度)57.557.558.058.5
フェース角(度)0000
ヘッド重量(g)212214216220
素材/製法ボディ:6-4チタン フェース:15-3-3-3鍛造チタン
ソール:ステンレス合金、ホーゼル:アルミニウム合金

ロフト角が中途半端な値になっていますが、何か意図があるのでしょう。

可変ホーゼルで合わせれば良いので、番手さえ間違わなければどうとにでも調整できると思います。

 

価格

最新価格は下記のリンクから確認が可能です。

 

可変ホーゼル

着脱式ホーゼルです。一般的なスリーブをネジで止めるものではなく、金属製のホーゼルを接着剤で固定してしまうため容易には調整できませんが、大きいスリーブやネジが不要のため重量増を抑えています。

±1度と±2度の可変スリーブが販売されており、最大で2度のロフト角とライ角の調整が可能です。

 

交換式ソール

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ソールが交換できるようになっています。この機構はRoddioだけしか見たことはありません。現在3種類のソールが販売されています。

3箇所を専用のネジで留めて固定します。ネジ自体がウェイトの役割を果たしているのは良りますが、これはデザイン面にも抜かりがありません。太陽・月・星でしょうか。

僕は標準のN-Soleを使用しています。

 

N-Sole (標準仕様)

RODDIOのフェアウェイウッドヘッドが持ち合わせている高い性能を多くのゴルファーがあらゆる状況からでも引き出すことが出来る万能ソール。

W3W4W5W7
フェース角(度)0(スクエア)
ソール重量(g)92949596

T-Sole

ツアープロはじめとするドローヒッターが、左へのミスを心配する事なく気持ちよく振り抜くことができるパワーソール。

W3W4W5W7
フェース角(度)-1(スライス)
ソール重量(g)92949596

R-Sole

ボールが沈みがちな西洋芝のゴルフコースのフェアウェイや深いラフなど、タフな状況からでも鋭く振り抜けて高い弾道が打てるアシストソール。

 

W3W4W5W7
フェース角(度)±0(スクエア)
ソール重量(g)92949596

L-Sole(*2018年秋発売予定)

おもに、シニアゴルファーやレディスゴルファーのニーズに応えるために開発された高比重タングステン内蔵のライトウェイトソール。

W3W4W5W7
フェース角(度)±0(スクエア)
ソール重量(g)86888990

 

飛距離

オシャレな見た目と調整可能なホーゼル、類を見ないソールのため、やさしさ重視のフェアウェイウッドかと思いきや、実際に売ってみるとかなり飛距離に長けたクラブだと分かります。

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フェースが薄めなこともありかなりの低重心のため、スピンはあまり掛からず、ドロップ気味に飛んでいきます。

測定器で測ると、ドライバーくらいの初速がでることもあり、場合によってはドライバーいらないんじゃないかと思うこともあります。

 

打感

打感は不思議な感覚です。着脱式のソールの存在が分かるというか何かがクラブに付いていることが分かるような感触です。

音も金属音ではなく、ポコッという少しこもった音なのも打感に影響していると思います。

打感が硬いというわけではありませんが、個人的には好きな打感ではないと思います。

 

上がりやすさ

着脱式のソールにかなりの重量が行っているようで、ワッグルしただけで重心が低いことがわかります。

これだけ重心が低いと、トップ気味に当たってもしっかりとボールを上げてくれます。

一方で、練習場のボールで少しフェースの上に当たるとドロップ気味の球が出ます。

低スピンであることは確かなので、普段お使いのフェアウェイウッドよりロフト角大き目が良いと思います。

 

スイートスポット

左右にバラつきには強いと思いますが、やはり打感が良くありません。嫌な感じではありませんが、打っていて楽しくはありません。

上下のバラつきは、下部にはめっぽう強いです。一方で上部はフェースが薄いことからあまり強くはありません。ティーも低くしないとテンプラになりそうです。

クラウンのフェース寄りに細い溝がありますが、この溝が単なるデザインなのか何かしらの効果を狙ったものかは分かりません。

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少なくとも溝としては、テーラーメイド社のスピードポケットなどに比べると浅いので効果があったとしても微量な気がします。

 

構えやすさ

_DSC4023.JPG

少し洋梨型ぽい気もしますが、お尻が少し後ろに伸びているので、洋梨とまでは行きません。丸型とも違いますし、不思議な感じです。特別構えにくいとは思いません。

フェースは真っ直ぐです。

少しくらいはラウンドしていたほうが僕は好きです。

 

体積の割には平べったいため、投影面積が大きく安心感はあります。

この安心感からは初心者向けのクラブのような雰囲気ですが、飛距離やスピン量を見ると中級者以上の方が合いやすいと思います。

 

こんな方にオススメ

  1. 低スピンなフェアウェイウッドを求めている方
  2. フェアウェイからも打てるようにシャローなフェアウェイウッドを求めている方
  3. 弾道を細かく調整したい方
  4. ぶっ飛びの飛距離を求めている方

 

 

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