AdobeのLightroomが使えるノートパソコンは何が良いか考えてみた結果、DELLの『inspiron 13 7000』シリーズが一番コスパが良いと思ったのでオススメしてみたいと思います。
僕は大学時代に自作したデスクトップPCを使用してきましたが、先日ついに立ち上がらなくなったので、使い勝手の良いノートパソコンに乗り換えようと検討中です。
ブログを書いたり、LightroomやPhotoshopを使用すること前提ですが、基本ノートパソコンでゲームはやりません。僕のような使い方をされたい方も多いと思いますので、そのような用途でどんなノートパソコンが良いか色々と検討してみました。
僕が求めるノートパソコンの条件
- 持ち運びも考えてモニターは13インチ前後
- 画像編集するので液晶画面の方式はIPS方式
- Adobe LightroomとPhotoshopを使用するためメモリは16GB
- 動作を高速にするためPCIe方式のSSD
- ゲームはやらないので、グラフィックボードは優先順位が低い
モニターは13インチ前後
画像編集をするので画面は大きい方が良いですが、大きすぎても持ち運びに苦労するので、バランスが良いのは13インチ前後です。
IPS方式
液晶画面の方式は大きく分けて、IPS(In-Plane-Switching)方式、VA(Vertical Alignment)方式、TN(Twisted Nematic)方式の3種類あります。画像編集が前提なので、一番高画質であるIPS方式を選びたいところです。
メモリ16GB
Adobe Lightroom Classic CCの必要システム構成では、RAMが12GB以上を推奨と記載されています。12GBというメモリ構成はあまりないので、12GBの上の16GBが必要ということになります。
Lightroom CCやPhotoshop CCは8 GB 以上を推奨なので、Lightroom Classic CCの条件を満たせば良いということになります。
PCIe方式のSSD
SSDは高速でOSなどの立ち上がりが早いと聞いたことがある方も多いと思いますが、SSDにもPCIe方式とSerial ATA方式の2種類あります。より高速なのはPCIe方式なので、どうせなら拘りたいですよね。
グラフィックボードは優先度低い
LightroomではGPUをサポートしているという情報もありますが、どうやら一部機能のみで、肝心の一番時間が掛かる現像には対応していないようです。
ですので、グラフィックボードはオンボードでも許容と考えています。
その他 Adobe Lightroomの必要システム条件
必要構成 | |
プロセッサー | インテル® または AMD プロセッサー(64-bit 対応) 2GHz 以上のプロセッサー |
オペレーティングシステム | Microsoft Windows 7(Service Pack 1)(64-bit)日本語版、 または Windows 10 日本語版 |
RAM | 4 GB 以上の RAM(12 GB 以上を推奨) |
ハードディスク容量 | 2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク (プログラムのインストール時に必要)。 |
モニターの解像度 | 1,024×768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ |
グラフィックプロセッサーの アクセラレーション要件 |
|
インターネット | インターネットベースのサービスにはインターネット接続が必要 |
Lightroom Classic CCの必要システム要件を見る限り、RAMの『12GB以上を推奨』を満たせば、それ以外の項目は問題なくクリアできるはずです。
必須条件
持ち運びが出来て、Lightroom Classic CCが動作するための必須条件として次の2点に絞りました。
- 13インチ前後のモニター
- メモリ16GB
次点で、液晶画面のIPS方式とSSDのPCIe方式としました。
13インチのメモリ16GBのノートパソコンはあるか?
家電量販店で聞いてみた
家電量販店で、店員さんに僕の必須条件を伝え、オススメのノートパソコンを聞いてみます。
13インチくらいでメモリ16GBの
ノートパソコンを探しています
ノートパソコンでメモリ16GBは難しいですね
カスタマイズすれば16GB載せられますが
20万くらい行ってしまいますよ
メモリは上位モデルでも8GBくらいしか搭載されていないため、16GBとなるとカスタマイズするしかありません。(16GB搭載の店頭モデルも一部ありますが、ほぼ選択肢はありません)
カスタマイズしても全てのメーカーで16GB搭載可能なモデルがあるわけではなく、メーカーも限られてきてしまいます。
カスタマイズすれば16GB搭載可能なノートパソコンをラインナップしているメーカーは、日本メーカーではNEC・東芝・ソニー、海外メーカーではDELL・HP・LENOVOあたりです。
ですが、最小構成でカスタマイズしてもらっても20万弱。Officeを入れるとやはり20万コースです。
しかも、メーカやモデルによって液晶画面がIPS方式ではなかったり、メモリがSSDのPCIe方式でなかったりします。これは悩ましいですね。
メモリ増設すれば良いのでは?
16GBにカスタマイズできるモデルだとかなり限られてきてしまうので、自分でメモリ増設をすれば良いのでは?という考えに行きつきました。
調べてみると、最近はメモリ増設が出来ないオンボード式のメモリが増えてきているようで、メモリ増設が出来るメーカーやモデルも限られてきているようです。NEC・東芝・DELL・LENOVOのごく一部のモデルのみメモリ増設が可能のようです。
メモリ増設が可能であっても8GBまでしか増設できないモデルも多く、16GBまで増設となるとさらに絞られてきます。
最大何GBまで増設ができるかを公表していないメーカーも多いので、調べるのに苦労しました。
メモリ増設前提で16GB搭載可能なノートパソコンでCPUも性能が良くてそんなに高くない、そんなノートパソコンがあったら理想的ですね。
僕のオススメはDELL inspiron 13 7000 プラチナ
DELLのinspironは、DELの中でも一番スタンダードなノートパソコンシリーズです。13という数字は13インチのことで、14インチや15インチなどのモデルも存在します。
13インチモデルの中でも、3000、5000、7000シリーズと別れており、数字が大きくなるにつれて高級モデルになります。
さらに、CPUなどの機器構成によりスタンダード、プレミアム、プラチナと高性能になっていきます。
その中でも僕のオススメが『inspiron 13 7000 プラチナ』です。
現在最新モデルのNew inspiron 13 7000シリーズ (7380)と旧モデルのinsprion 13 7000 (7370)が併売されていますが、今回僕がオススメしているのは旧モデルのinsprion 13 7000 (7370)です。
天板がアルミ製
inspiron 13 5000シリーズは天板がエンジニアリングプラスチックを採用しているのに対して、inspiron 13 7000シリーズは、天板がアルミ製を採用しているので、排熱性能に優れています。
スリムベゼル
ベゼルが狭いデザインを採用しているため、画面のサイズは変わらずに、全体の大きさが一回り小さくなっています。持ち運びを考慮すると、小さい方が使い勝手が良いですよね。
第8世代Intel CPUの後期型採用
inspiron 13 7000シリーズはCPUである第8世代Intel CPUの前期型を採用しています。最新モデルでは後期型を採用しているPCも一部ありますが、気にするほどの差はないと思います。
メモリ16GBに増設可能
メモリ増設が可能なので、8GBモデルを購入して自分で増設した方が安く済みます。
NEW inspiron 13 7000 プラチナよりもお買い得
クーポンを適応すると、NEW inspiron 13 7000 プラチナより4万円ほど安く購入が可能です。4万円の性能差はないと思いますので、個人的にはこちらをオススメします。
下記ボタンからクーポンコードの確認が出来ますので、クーポン適応後の価格を見てみてください。
Inspiron_13_7000_7370(2017/9/29発売)
僕のオススメはDELL NEW inspiron 13 7000 プラチナ
自分でメモリ増設なんて出来ないよ、という方にオススメが『NEW inspiron 13 7000 プラチナ』です。
天板がアルミ製
NEW inspiron 13 7000シリーズもアルミ製天板を採用しているので、排熱性能に優れています。また、前モデルから700g程度の軽量化にも成功しています。
スリムベゼル
ベゼルが狭いデザインを採用しているため、画面のサイズは変わらずに、全体の大きさが一回り小さくなっています。持ち運びを考慮すると、小さい方が使い勝手が良いですよね。
第8世代Intel CPUの後期型採用
NEW inspiron 13 7000シリーズは最新CPUである第8世代Intel CPUの後期型を採用しています。
カスタマイズでメモリ16GB
New inspiron 13 7000 (7380)はオンボードタイプのメモリなので、カスタマイズでメモリを16GBを選択する必要があります。
メモリ増設が出来る旧モデルのinspiron 13 7000 (7370)とお間違いのないように。
inspiron 13 5000 プラチナとほぼ同額
クーポンを適応すると、下位モデルであるinspiron 13 5000 プラチナとほぼ同額で購入が可能です。
下記ボタンからクーポンコードの確認が出来ますので、クーポン適応後の価格を見てみてください。
New Inspiron 13 7000(7380) 2018年10月5日発売
次にオススメはLENOVO ThinkPad X280
ThinkPadシリーズと言えば、ビジネスで多くの方が使用しているので、昔から信頼性のあるブランドですね。
こちらは自分でメモリ増設が難しいモデルなので、購入時にカスタマイズで16GBを選択する必要があります。
米沢生産モデルが選べる
モデルや構成により米沢生産モデルと呼ばれる米沢地域で組み立てを行ったパソコンを選択することが可能です。追加料金は掛からないので、どうせなら日本で組み立てられたパソコンを使用したいですよね。
Thunderbolt 3搭載
Thunderbolt 3はUSB規格のひとつですが、今後主流になっていくと言われている規格です。長く使用するならThunderbolt 3のUSBポートがあるモデルを選ぶと良いかもしれません。
1.13kgと軽量
12.5インチモニターと少し小さめですが、その分1.13kgと軽量になっています。
15.8時間バッテリー駆動
持ち運ぶことを考えると、バッテリーで15.8時間も駆動するX280は魅力的です。バッテリーだけで丸一日持っちゃいますね。
ThinkPadなのに高くない
ThinkPadはかなり高価なイメージでしたが、クーポンを適応すると他のメーカーの同等構成と比較しても全然高くありませんでした。
僕がオススメするLightroom用ノートパソコンまとめ
Adobe Lightroomを使用する前提で、必要条件から僕がオススメする2機種を紹介してみました。
自分でメモリ増設が出来るのであれば、DELLのNEW inspiron 13 7000 プラチナはかなりコスパに優れているノートパソコンです。
もう少しお金を出せるのであれば、LENOVO ThinkPad X280もオススメです。
みなさんも最新ノートパソコンを購入して、快適なLighroom生活を楽しんでみてください。