オーストラリアのブリスベンでサービスが開始されたLime Electric Scooterに乗ってみました。(ちなみに上の写真は僕ではありません)
今回は、Limeサービスの登録方法や電動スクーターの乗り方などを書いてみたいと思います。
ブリスベンの街中で見かけるLimeの電動スクーター
オーストラリアのブリスベンの街中で、スクーターに乗ったサラリーマンを良く見かけます。いずれも緑色をした電動スクーターでした。
調べてみると、最近始まったレンタルスクーターのようです。
折角の機会なので、僕も乗ってみることにしました。
公式ホームページは『li.me』
公式ホームページは、こちらです。
ホームページのアドレスが、『li.me』となっているのがちょっと面白いと思いました。『.me』はモンテネグロのドメインのようですね。もちろんlimeはモンテネグロのサービスではありませんが。
登録はどうする?
ホームページでは登録は出来ず、専用アプリをダウンロードする必要があります。
iPhone用アプリは、こちらです。Android用アプリは、こちらです。
アプリをダウンロードしたら、指示に従って登録を進めます。
必要なものは?
- スマホ
- クレジットカード
- 通信回線
- 免許証
通信回線は、スクーターを借りるときと返すときに通信するので、インターネット接続が必要です。海外用レンタルWifiや現地通信用SIMなど何でも良いので用意してください。
免許証は、アプリ上では何も記載はありませんでしたが、後でホームページを見てみると、免許証が必要と書いてありました。国際免許証でよいと思います。
注意事項は?
- 注意して留めましょう
- ヘルメットが必要です
- 一つにつき一人乗車です
- 歩道で乗ってはいけません
- 下り坂で乗ってはいけません
- 乗車は自己責任です
- 18歳以上のみです
だそうです。あとは免許証ですね。
スクーターを探す
専用アプリを起動すると、スクーターがどこにあるかマップ上に表示されます。青い丸が自分の現在位置で、LIMEのマークがスクーターの場所です。
また、スクーターの右に電池の残量が表示されています。電動スクーターなので、電池残量が残っていなければいけません。意外と電池を消費するので、なるべく残量が多いスクーターを選択した方が良いと思います。
夜はスクーターが激減
上のスマホ画面は、夜にスクーターを探した時のものです。夜は、Limeのスタッフが電池残量の少ないスクーターを充電のため回収するので、町からスクーターが消えてしまいます。
乗ってみたいと思う方が多いのか、夜にスクーターを探している外国人観光客を多く見かけます。見つけた人順なので夜は激戦かもしれませんが、根気よく探してみてください。
日中でしたら、アプリで探すまでもなく、街中に大量に配備されているのですがね。
スクーターの起動方法
スクーターを発見したら、起動させてみましょう。
ハンドル部にQRコードが取り付けられているので、先ほどのアプリ上で『SCAN TO RIDE』ボタンをクリックすると、カメラが起動します。
QRコードが読み込まれると、鍵が外れ使用できる状態になります。アプリ上に注意事項が表示されますが、チェックをつけて準備完了です。
早速乗ってみよう
とその前に、ヘルメットを被ることをお忘れなく。
アクセルはハンドル右側の親指部分にあります。レバーを下に倒すと発進します。
一方、ブレーキは左ハンドルについています。これは自転車と同じ要領ですね。
脚で少し勢いをつけてからアクセルレバーで加速するとスムーズに発進できます。
最高速度は30km
日本でも原付バイクなどが時速30kmほど出るように、この電動スクーターも時速30kmまで出ます。上り坂でも20kmくらい出るので、意外とパワーがありました。
スクーターのハンドル中央部に、速度メーターが付いていますので、現在時速何km出ているのか確認ができます。アメリカなどですと、マイル表示だったりするので変換が面倒ですが、オーストラリアはメートル表示なので、分かりやすくて良いですね。
どこを走ればよいのか?
基本的には、道路に自転車マークが付いていますので、そこを走れば良いです。しかしながら、海外で自動車を運転したことがある人ならばわかると思いますが、日本とは交通事情やはりちょっと違うのです。しかも市街地なのでかなり複雑です。
僕も自転車マークのレーンを走っていたつもりでしたが、信号待ちをしていたバスの運転手さんに『ここではあっちのレーンだよ』と教えてもらいました。
昼間は、オフィス街ということもあり、タクシーなどの多くの車が走っています。アクティビティとしてスクーターに乗ってみたいという方は、交通量が少ない夜の方が安全なのでオススメです。
料金はいくらくらい?
僕も使用料金がいくらくらいなのか気になっていたので、ホームページやアプリ内を探してみましたが、残念ながら料金表は発見できませんでした。
代わりにと言っては何ですが、実際に僕が使用した時の料金を載せておこうと思います。
16分で1.8km乗って389円でした。なぜかここだけ日本語表記です。
オーストラリアは電車運賃が高いので、これくらいなら全然許容範囲です。複数人でしたらタクシーの方がお得かもしれません。
海外でのちょっとしたアクティビティが500円程度で体験出来るなら、全然ありだと思います。
ちなみにシドニーは自転車型
シドニーでもLimeサービスが利用できますが、シドニーでは自転車型のみのようです。電動自転車は確かに便利ですが、どうせなら電動スクーターに乗ってみたいと思う方が多いのではないでしょうか。
Lime Electric Scooter(電動スクーター)まとめ
オーストラリアのブリスベンで体験できるLimeの電動スクーターについて、登録方法や乗車方法を記事にしてみました。
本来であれば、便利な移動手段なのですが、海外旅行者からすると面白そうなアクティビティに映るも多いと思います。
異国の地を乗ったことがない乗り物で駆け抜けるのは、結構興奮するものです。
ブリスベンに行った際には、ぜひLimeの電動スクーターを体験してみてください。